読書:猫はこうして地球を征服した

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いや、もうほんと、面白い。
隅々まで面白い。その一言に尽きます。

ベッドの隅で丸くなっている巨大なクロワッサンとか、この作者さんの感性が凄い。

猫の話というだけでなく、脳科学や家畜の歴史についても深く学べるので大変勉強になりました。

家畜化すると前脳が縮小し、斑点模様が現れるというの、実に興味深い。
斑点模様の被毛、小さい歯、幼く見える顔、垂れた耳、丸まった尻尾。

家畜化症候群と呼ばれるこの特徴。
創作屋としては非常に美味しい情報です。ケモキャラヅクリガハカドルネ!(笑)

そうして解明されるにつれて、ますます謎が増えていくイエネコ……。

猫は役に立たない、と言っている研究者がゾロゾロと猫を飼っている、というのも、面白いを通り越してもはやホラーなのではないかと思いました。
よくあるよね、アメリカ映画で、明らかにおかしいことなのに主人公以外は皆普通の事だと受け入れている、というホラー。

猫の顔が母性本能をくすぐりまくっている、というのも納得できて面白かったです。
確かに犬より人間の赤ちゃんに近い顔してる。
おっさんみたいな顔した白い猫とか居たもんなぁ。

非常に面白いのですが、中盤からはネコが絶滅危惧種を殺しまくっている害獣だという話と、トキソプラズマという寄生虫の話になってしまうので、苦手な人は苦手かも。
手放しで猫賞賛、という本ではないです。猫は世界にこんな影響を与えている、というのを詳しく解説した本。

後半になると分厚いので、ちょっぴり飽きてくるかもしれないです。アメリカの猫事情が知れて面白かったけど。
まるちゃんってアメリカでも有名な猫だったんだね。久々に動画見に行こうかなぁ。

こんな人にオススメ

  • 猫のいろいろなエピソードが知りたい人
  • トキソプラズマと統合失調症の関係を疑っている人
  • 猫の歴史を知りたい人

そんな方々にオススメします。

面白かったけど、万人に薦められる本ではないかも。

あ、寄生虫やSF好きさんには強くオススメします(笑)

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